Design as Citizenship: a Neighborly Approach to Design Ethics

デザインを広めるための隣人のようなアプローチ法

65人ものデザイナーを抱える大手クレジットカード企業Capital Oneに所属するPeter Lewis氏による講演。おそらく、サービス設計のために会社内で様々な人と意見交換をし、共創してきたPeter氏からの言葉が参考になった。デザインは、影響を及ぼしながらも上から目線でなく、頼りになる隣人のように振舞っていかなければいけないとのことだった。

Speaker Category Company twitter
Peter Lewis Head of Commerce Product Design Capital One @thispeterlewis

講演内容

  • define→design→delivery
    課題を見つけ、デザイン(設計)をしたら、それをdeliveryしなければいけない。

  • デザインによって物事を綺麗に見せるだけでなく、
    デザインによって影響を及ぼすことまでする。

  • 私たちデザイナーは、何百人万人ものユーザの生活に影響を与えるが、企業のなかでは比較的小さなグループの意思決定者。つまり、特別な影響力を持つ「普通の人たち」ということになる。

  • 私たちデザイナーは、キャリアの成長や、世界をより良くするという信念を追求して「インタラクティブデザイン」の分野に集まってきた。

  • 一歩引き、少しだけ減速し、私たちの信念を共有する人々(共創する必要のある人々)とデザインの関係を丁寧に見ていく必要がある。

Design as Ninja

  • デザインは、影響力を強く持つが、横柄であってはいけない。
  • まるでNinjaのように、人々の知らない間に事を為す、ということが必要。
  • 知らない間にデザインが広まっている、ということが必要。

  • No rockstars, just bandmates.
    デザイナーに話しにくい、というような状況をなるべく作らず、バンドメイトのように、助けを求めやすい存在でいること。

  • Hello,worldではなく、Hello,neighbor という立ち位置でいる。

  • We need to move beyond design
    私デザイナーは、「デザイン」の役割を忠実に果たしながらも、人々の思う「デザイン」の領域を広げていかなければならない。

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