スケジュール
日にち | 内容 |
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day0 | 到着・チェックインなど |
day1 | UXWeek17参加(カンファレンス) |
day2 | UXWeek17参加(ワークショップ) |
day3 | シリコンバレー視察(Presidio、葛山さま訪問) |
day4 | UWeek17参加(カンファレンス) |
day5 | 美術館視察 |
day6 | フリー |
day7 | 帰国 |
UXWeek17の所感
総合的にデザイナーといえば、"絵を描く人"、"物を作る人"という印象が持たれています。グラフィックデザイナーならポスターを作るし、Webデザイナーならブラウザページを作ります。
UX(User Experience)デザイナー / サービスデザイナーは、"ユーザ体験を作る人"であり、グラフィックデザイナーやWebデザイナーとは違う性質のデザイナーであることが、「なんとなく」しか分かっていませんでした。。
けれども実際に米国へ行き、現地デザイナーの空気を感じ、何人ものスピーカーの話を聞き、感じたことは「デザイナーは"デザインリード"をしなければならない」ということでした。これは誰かの上に立つことや、管理することではありません。
サービスデザインとは、言葉通りビジネス全体のデザインをします。サービスは画面やポスターを作ればできるわけではありません。あらゆる関係者やプロジェクト活動が連携しあって成り立つので、サービスは目に見えません。 あらゆるステークホルダーからの多様なアイディアをまとめ、目指すサービスの全貌を可視化する必要があります。「何かをビジュアライズすること」を専門に学んできたデザイナーがこの流れをリードしていく理由は、ここにあるのだと理解しました。
カンファレンスも、「どのように違う立場の関係者を繋いでいくか」、「上から目線でないデザインとは何か」、「デザインリーダーとは何か」という講演が多くありました。このように大きなテーマから、データラーニング・VRデザインなどの専門的な講演に枝分かれする、という構成でした。
私たちDAのデザイナーたちも「しっかりと"デザインリード"をしなければならない」と、強く感じたUXWeek17でした。